- 居合 剣術を中心とした総合武術 立身流
江戸時代には、譜代大名で幕府の要職を務めた佐倉堀田藩における藩外不出の武術として藩士教育の中枢にあり、堀田藩主をはじめ藩士の武芸として重視されてきました。
また幕末には、半澤成恒、逸見宗助、兼松直廉などの多くの名人を輩出するとともに、明治初期の警視庁流創設に関わるなど、現代剣道の源流のひとつとしても大きな役割を果たしてきました。
現在、伝書全15巻と関連古文書が完全に伝来されており、第22代加藤紘宗家の下、門下一同その体得と次代への伝承に努めています(千葉県無形文化財指定)。主な活動は総本部及び千葉県佐倉市、八街市、市原市、東京都大田区の各支部道場での稽古(入門 入会希望者の受入れ)の他、所謂 古武道 古武術の流派として日本古武道協会(昭和54年(1979年)2月17日設立)及び日本古武道振興会(昭和10年(1935年)4月1日設立)の各創立時よりの会員であり、我が国の伝統武道の振興に寄与しています。
平成29年春の叙勲について、下記賞賜せられましたのでお知らせ致します [平成29年4月29日付発令]※産経新聞記事(4月29日付 産経デジタル)
・賞賜 : 旭日双光章
・功労概要 : 古武道伝承者としてその保存及び伝承に尽くした功績
・受章者 : 立身流第22代宗家 加藤紘
「次世代に残したいと思う『ちば文化資産』」に選定されました [平成30年8月3日発表]
・立身流は(4)印旛地域の35番で紹介されています
(「東京2020公認文化オリンピアード」の認証事業)